年齢が上がるにつれて、「今さら勉強なんてしたくないよ」と思う人が増えるようです
しかし、この考え方は非常にもったいないです。なぜなら社会人になってからの勉強は、自分のためにしかならないからです
強制的に勉強する課題が与えられている学校での勉強(国語や数学など)とはちがい、自分で選んだ分野のことを、自分の好きなペースで、自分が納得できる範囲で勉強すればよいのですから
誰だって、好きなことに関する雑誌や趣味に関する本、好きな作家の小説などであれば、楽しく、時間を忘れて読み続けられるのではないでしょうか
他人から強制されたものではなく自分のしたいことを勉強することは、やってみるとわかりますが、子供のころの勉強とはまったくちがいます
なぜなら、それは勉強を超えた「自己投資」になるからです
仮に趣味に関する雑誌や本を読むことであっても、それは単なる娯楽にとどまらず、自らの知識として売ることだってできる世の中です
私が初めて働いた会社は、いまで言う「ブラック企業」でした
上司には恵まれていたし、人間関係でギクシャクするような会社ではありませんでしたが、それでもあまり話をしたくない上司、同僚はいましたね
ただ、とにかく拘束時間が長かった
建築関係の仕事だったのですが、朝は8時からの朝礼に備えて、7時ころには現場に到着して、自分が手配した職人さんと打ち合わせをしていました
現場自体は17時終了なのですが、そのあとに現場監督さんとの打ち合わせが入ることもあり、会社に戻るのが18時ころ、そこから会議、職人さんへの電話連絡などをしていると、すぐに20時を超えてしまい、そこから上司への報告、小グループごとの小会議、書類作成、と仕事に終わりはなく、ほぼ毎日終電に乗り、1時間30分かけて社宅として借りていた部屋に帰る前に最寄りの中華料理屋さんで晩御飯を食べて、部屋に着くのが2時とか(!)そこから風呂に入って寝るだけ~(ユニコーン懐かしい)
だいたい2時30分から6時ころまで寝て7時の現場到着に向けて出発するという毎日でした
3時間ちょっとの睡眠時間では足りるわけもなく、限界を感じたらところかまわず寝ていました
最初は社用車の支給がなかったので、公園のベンチは当然のことながら、歩道で寝たこともります
社用車を支給されてからは社内で寝られるようになりました
とは言え、ずっと仮眠をとれるわけもなく、次の現場に行かなければいけません
正直、今では考えられない居眠り運転をしていましたね
高速道路では一度死にかけましたし・・・
元旦に1日だけ休んでから3月末までの3ヶ月間、まったく休日がとれなかったこともありました
部長クラスでも同じような時間まで働いているひとがいました
余談ですが、その会社を退職してから15年後くらいに、当時の上司から間違い電話があり、久しぶり過ぎて2時間ほど長話しをしました。ブラック企業にうるさくなった後も同じような働き方が続いており、ようやく1年ちょっと前(2017年くらい)から正規の残業代がでたり、終電まで働くようなことはなくなったとのこと
おどろいたのは、当時の上司・同僚のほとんどが今もその会社に勤めていました
ワルイ会社ではなかったのですが、よくぞ皆さん、体をこわさずに続けておられたなと思ってしまいました(正直、体はともかく精神の方はわかりません・・・そこまでは聞けませんしネ・・・)
脱線しましたが話を戻します
そのような働き方をしていましたので、退職直後はとにかくボケーッとしました
ブックオフで1日中立ち読みして時間をつぶしていたときがありました