私はブラック企業で働いたことがあります>リンク
経験上、その会社の中で優秀とされる成績を上げたり、上司の評価が高い社員には共通の特徴がありました
誰にでも真似ができるところと、誰にでもできるところがあるのですが、その両方の特徴を説明します
真似ができない特徴
体育会系の部活出身で根性がある
これは、就職するまでの人生経験にあたりますので、今更どうしようもないかもしれませんが、やはり体育会系出身の人とブラック企業的な会社の相性は合うと思いました
ノリが体育会系であれば、必ずしも体育会系の部活出身でなくても成績を上げていたような気がします
たとえば、上下関係の厳しいサークルや文科系の部活出身者、バイト先の先輩が厳しかった厳しかった人などです
特に男性の場合は、小さい頃にでも何らかのスポーツ(野球など)をしていた人は多いと思いますので、その傾向が強く感じられました
人当たりが良い
これも、持って生まれた特性や性格が反映されますので、真似をしてできるものではありませんよね?
とはい、人から好かれやすい人間が、上司や取引先に評価されるのは、ある意味当然です
ここは無理に性格を変えようとすると、かえって自分に負担をかけることになると思いますので気にしないようにしましょう
人見知りの私は、人あたりをよくする努力はあきらめました>リンク
ここが一番の決めて【真似できます】:問題が起こったときに即対応する
唯一、誰でも真似ができることとして、クレームなどの問題が発生した時に、すぐに対応するタイプの人間は、成績がよかったです
新入社員当時の私も、分からないことばかりでお客様に迷惑をかけたり対応を間違えてしまうこともしばしばありました
今思えば卑屈な考え方ですが、怒られて当然、謝るべきは自分だと思っていましたので、イヤでも顔を出しに行くように(怒られに行くように)していました
クレームと思われる電話も、必ず折り返していました(当時は携帯電話もなく、パソコンも一人1台ではなかったのでメールも使っておらず、会いに行くか電話をするしかなかった時代でした)
問題発生時に、対応することから逃げている社員は、お客様をより怒らせ、そのクレームが会社に入り、さらに上司からも怒られるという悪循環をおこしていました
一つ覚えておいて欲しいことは、対応するのは、怒られてからでも、問題が発生してからで良いということです
逃げさえしなければ、相手からも上司からも、問題を起こしたなりに評価されるのです
問題に、できるだけ早めに対応するだけで良いのですから、考え方によっては簡単なのではないでしょうか
人間性や性格(好かれやすさ、人当たり)は関係ないのですから、誰にでも真似ができます
似たような話で、外資系コンサルティング会社の話を聞いたことがあります
トップグループの社員と、2番手・3番手グループの社員に分けて考えたときに、仕事の能力はほぼ変わりがないそうです(もともと優秀なエリートの集まりなので)
ともすれば、トップグループの社員よりも2番手・3番手グループの社員の方が、仕事自体は良く出来たり詳しかったりするそうです
ところが、問題が発生した時の対応の早さが圧倒的に違い、2番手・3番手グループの社員は問題から逃げてしまい対応が遅くなり、結局その差がトップとの差になるいうことです
考えてみれば当たり前なのですが、問題への対応が遅れれば遅れるほど、お客様を怒らせることになりますし、上司の表かも悪くなるのは当たり前のことですよね
仕事能力の差ではなく、問題発生時の対応速度の違いによって、評価も給料も10倍以上違うそうです
私の勤めていた中小企業であっても、同じことが言えるというのは面白いなぁと思いました
まとめ:誰にでもできることから真似していけば良い
精神的にきつい部分はあるのでしょうが、問題を発生させてしまったのは自己責任ですよね
その事について謝ったり対応するのは当たり前のことなのですから、相手の怒りが少しでも少ないうちに対応し、会社への損害を少なくすれば、当然評価も上がります
「誰でもができる当たり前のことを、当たり前のようにする」ことが、社会では大切なのではないでしょうか