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これから起業する人が考えておくべき4つの原則プラス1

堀江貴文さん(ホリエモン)の提唱する、新規事業の4原則というのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか

それは以下の4つです(うる覚えですが合っているはず)

1.少ない資本で始められること

2.在庫をかかえずにできる、もしくは少ない在庫でできること

3.利益率が高いこと

4.毎月定期的に入ってくる収入があること

起業経験のある人であれば、全てに納得されるのではないでしょうか

ワタシは偶然ではありますが、上記のうち3つの条件に当てはまる業務で10年前に起業しました

10年経ったいまでも完全には4つ目をクリアできずに、何とかしようと考え続けています

ワタシがどのように起業したのか、この4つにどれだけ親和性があるのか、この他に気をつけていることがあるかを書いていきます

これから起業をする人の参考になればと思います

1つ目.少ない資本で始められること

私は一人で起業しましたので、最初は自宅で会社を始めました

どうしても見栄を張りたくなり、独立した事務所を借りたくなるものですが、毎月の固定費を最小限に抑えたかったので、見た目よりも利便性を選び、駅の近くを選びました

授業前の賃貸に住んでいたため新しく自宅兼事務所として引越しはしましたが、引っ越し費用敷金礼金合わせても初期費用は150万円かからなかったと思います

最初は元々持っていたノートパソコンを、引越しで使ったダンボールを机にして使い、仕事をしていました

2つ目.在庫をかかえないでできる、もしくは少ない在庫でできること

これは、知識を商品にする仕事が当てはまるのではないでしょうか

弁護士やコンサルタント、カウンセラーなどがその例です

私はアドバイザーやカウンセラーのような仕事をしていますので、商品の在庫を抱えることがありません

知り合いの社長を見ていると、確かに在庫を抱えるのは一定のリスクがあるなあと思います

ただ、形のある商品を売るというのも楽しそうですし、目に見えない商品を売ると言うことの難しさも感じています

3つ目.利益率が高いこと

私の知人でネットからの集客で全ての売上をあげている社長がいますが、サーバーの維持費やドメイン代ぐらいしかかからないので、利益率が90%以上と言っていました

この例は極端かもしれませんが、私のようなアドバイザー的な仕事も、基本的には自分の頭の中の知識が商品ですので利益率は高くなります

知識の補充や確認のための勉強で、よくセミナーなどに参加しますが、参加費や広告費などを入れても利益率はかなり高いです

4つ目.定期的に入ってくる収入があること

税理士さんの顧問料や、 Amazon プライムの会費などがこれに当たります
定期的な収入があると、事業の先行きの見通しがしやすく、経営をしていて安心感があるでしょう
知り合いの税理士さんは、毎月の一定額の範囲で事務員さんを雇っているので 安心感があると言っていましたし、繁忙期である3月や6月の前後にパートさんを補充するとも言っていました

ワタシの場合、だいたいは1回か2回の少ない回数で満足してもらうことが多い業種です

リピーターにもなってもらいにくいです(ほとんどの人にとって一生に1度の出来事に関する仕事です)

ここは結構大事で、定期収入がないと常に新規の顧客を集め続けなければいけなくなります

その他に、個人的に大切だと思うこと

よく、「自分の強みを発揮できること」という話を聞きます

もちろん自分の強みが分かるのであれば良いのですが、自分の強みというのは自分ではなかなか分からないものです

自分では、「これが強みだ」と思っていることが、必ずしも強みでないこともあり得ます

ワタシも含めて、自分の強みがハッキリ分からない人が多い気がします

会社員時代からの経験を振り返っても、自分の強みにフォーカスするより、情熱を大事にするのが良いと思っています

情熱があれば、やりたいことの中にイヤなことがあっても続けられますし、自分が熱中していると、応援してくれる人が周りに集まりやすくなります

ワタシの恩師も、「やりたいことの中に3割イヤなことがあっても、残り7割に情熱が持てたら続けられる」と言っていました(ブログ運営も、続けられる人は情熱があるのかもしれませんね)

まとめ:最低限4つの原則はおさえておきましょう

4つ全てをクリアする事業分野というのは、起業の最初からはハードルが高いかもしれません

自分がやりたい仕事が、この原則に当てはまらないからといって別の仕事を探すというのも何だか違う気がします

それでも、4原則を守った起業をする分には、回復不可能になりような大ハズレは起こしにくいので、ぜひ検討しておくことをオススメします

当てはまらない原則については、起業後に改善して近づけていけば良いという考え方もアリでしょう

10年目にしてワタシはいまだにこの段階です

ですが、この原則に固執するあまり、情熱が持てない仕事で起業をするのは本末転倒になりかねません(お金は稼げるかも知れませんが・・・)

途中で飽きてやめてしまうと、それまで積み上げてきた経験やノウハウ、信頼や実績がすべてゼロになってしまう可能性もあります

情熱をもって長く続けていける仕事を選ぶのが、精神的にも金銭的にも満足のいく人生につながっていくのではないでしょうか