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起業してから「軌道に乗った」と感じるまでには半年以上かかりました

ワタシは起業当初、顧客なし経験ゼロでしたので、できることは何でも取り組んでいました

半年ほどすると芽が出始め、1年経つ頃に半信半疑ながら、「軌道に乗ったかなぁ」と感じました

よくブログやアフィリエイトの話題で、「3ヶ月頑張ったのに稼げない」という趣旨の記事を見ますが、これはIT系の企業に限った話ではなく、どんなビジネスでも同じではないでしょうか

そもそも手探りで起業しましたし、最初からバンバン仕事が入るとは思っていなかったので、覚悟はしていました

そのための準備として書籍等で経営や営業の勉強もしていました

当時は独り身でしたし焦りはありませんでしたが、先が見えない不安というのは若干ありました

家族を抱えた状態で起業する人の精神的な負担は、相当なものではないかと思います

この点が、独立を躊躇させる一番の理由ではないかと思いますね

起業初月の状況

以前にも書きましたが、知人から起業のお祝いで1件の仕事をもらえることになっていました

そのために急いで事務所を借りて引っ越しをし、荷物を入れていた段ボールで机を作り、その上でパソコンをたたいていました(写真に残しておかなかったのが悔やまれる・・・)

いま調べたら、記念すべき起業1件目の仕事は3万円の売上でした

起業初年度(8月中旬から12月末までの4カ月半)

全く見通しもなくはじめましたので、その後は暇なのかと思いきや意外とやる事が多かったです

開業後に会社の準備を始めた関係で、事務所内の備品を発注したり机や棚を組み立てたり買い物をしたりで、仕事をしていないのにも関わらず、かなり忙しかったのを覚えています

また、人脈を作らないとと考え、経営者の勉強会などに参加していました

まわりには、「勉強会に参加する」という考えの人がいなかったので、結果として他業種の人と仲良くなっていきました

仕事以外のやることが多すぎて飲み会の誘いを断り続け、仲間内から嫌味を言われたこともありました(仕事をしているわけじゃないのに・・・)

それくらい起業当初は必死だったということです

開業から4カ月半での売上は、約280万円でした