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【物件購入の経緯】初めて買った不動産のこと

ワタシの不動産投資デビュー物件は、分譲マンションの1室でした

不動産投資を始めようと思った当初から、戸建て物件狙いで勉強をしていたこともあり、もともとはマンションに興味はありませんでした

その後はマンションに手を出しておらず、いままでに買ったマンションはこの1件のみです

それでは、なぜ戸建て狙いだったのにマンションを購入したのか、その経緯について書いていきます

これから不動産を購入しようとしている人にとっては、物件との接点を考えるうえで参考になるかもしれませんのでお付き合いください

もともとマンションやアパートがキライでした

これは不動産投資とは関係なく、自分が住人として生活するならということでの意見です

ワタシは今でも戸建ての賃貸物件に住んでいます

過去に15回ほど引っ越しを繰り返しているのですが、一時期から戸建ての物件しか探さなくなりました

それは、集合住宅ではどうしても隣や上下の部屋からの生活音が気になり、何度も短期で引っ越した経験があるからです

テレビがない生活をしているので、普通の人より余計に音に敏感なのかもしれません

自分がマンションやアパートに住みたくないのに、投資物件とするためとは言え、住む人が自分と同じ思いをするかもしれないと考えると乗り気になれませんでした

「自分がイヤなことは他人にしない」っていうヤツです

ただ、当時は家賃が安い築古のアパートやマンションに住んだので、防音が悪い物件を選んでいただけなのかも知れません

知人のマンションに行くことがありますが、生活音などまったく気にならない部屋もありますので、個人の感じ方なのでしょうね

でも、その思い込みからか、集合住宅には購入意欲が起きませんでした

やはり最初はヒトとの関係性でした

コミュ障気味ではありますが自営業をしている関係上、ある程度の人付き合いはあります

そこでの出会いを活かそうと考えていた訳ではないのですが、ことあるごとに「不動産投資を始めたい」「どんなボロでもいいから、物件があれば話を聞ききたい」と言いまくっていました

ただし、ここで気をつけたのは、不動産業者さんには冗談半分でしか話さなかったことです

ワタシは、不動産業者さんとも頻繁に接することがある仕事なのですが、販売のプロである彼らは、こちらの希望ではなく彼らの都合(成績のため)で物件を紹介してくることがあります

また、ある不動産業者さんから物件を紹介してもらった場合、別の取引先の不動産業者さんから、「なぜウチからの紹介で決めてくれなかったのか」などと言われる可能性があるからです

本気で物件を探させておいて、「やっぱり買いません」では申し訳ないですし

いずれいせよ相手を見て本心を話していたという部分はあります

話の流れで自然に

自分なりの基準をブラさない

勉強しまくって頭でっかちになり、結局行動できないことってありませんか?

話は身近な人から流れてきました

学生時代の友人の紹介で、数年前から懇意にしていた人がいます

彼は不動産投資もしており、すでに物件も何件か保有していました

その人と一緒に食事をしたときに、いつもどおり何の気なしに不動産投資に興味があることを話しました

すると、「そうなの?じゃあこんな話があるけど」と物件を紹介してくれたのです

話を聞くと、自分が買うつもりですすめてきたが、本業との関係で現金をあまり使いたくない時期だったので断ろうとしていたとのこと

さらに思ってもいない提案が

「初めての物件購入なら色々と不安かもね。ウチが半分支払いますよ。それなら私がダマして変な物件をつかませようとしているみたいな心配もないでしょ?」

「キホン転売目的の物件だけど、売れるまで好きにしていいですよ。放置でもいいし、リフォームしたければしてもいいし」

つまり、「物件は共有名義だけど、好きなように使っていいですよ」という話を持ってきてくれました

ワタシの不動産投資をする背中を押してくれたのだと思います

ちなみに彼はワタシより年下です(人間がデキ過ぎていてビビる)