以前に、「手に職をつけたい」「最初から最後まで自分の目が行き届く、責任を持った仕事をしたい」という二つの大きな理由から、独立起業を目指して退職した記事を書きました
その後、希望通り企業を果たし、会社員を辞める時に思い描いていた仕事ができるようになりました
当初は、いわゆる一人事業主でしたので、何から何まで自分一人が決めて実行していてました
仕事を取るところから始まり完了するまで自分一人が関与しているわけなので、全責任が自分にあります
独身だったこともあり、収入は全て自分一人が使うか使い道を決められますので、自分の事業に投資をしたり、自分自身に投資をしたりして自由に使えていました
自分には何でも出来ると言う達成感のようなものも感じていました
しかし、2年もすると早くも限界に感じることが起こってきました
それは、ブラック企業に勤めていた会社員時代とは別の意味での長時間労働の必要があったからです
会社員と一人自営業ということで簡単な比較はできないのですが、退職前には考えもしなかった問題も起こりました
そこで、これから独立を考えている人にとって「起業が軌道に乗るとこうなるよ」という記事を、参考になればと思い書いていきます
起業当初は最高でした
こねや紹介で仕事がもらえるような起業の仕方はではなかったので、最初から仕事があったわけではありません
それでも、試行錯誤の結果半年もすると徐々に仕事が頂けるようになり、順調な滑り出しでした
その頃は、仕事とプライベートの境もあり起業当初の雑務も含めて忙しくしていたので充実した毎日でした
だんだんと休みが取れなくなってきた
1年もするとかなりの仕事量になり、常に電話が鳴っているような状況にまでなりました
お昼時にもひっきりなしに電話が鳴り、ゆっくり食事もできないような毎日になりました
元々同業者は土日休みのところが多かったので設立当初から土日営業を歌っていたこともあり、会社員の方など土日しか休みが取れないお客様からの相談もあり、午後年中無休のような状態でした
それでも願っていた仕事の仕方ができていたので自分なりに納得ができていました
限界が近づく
2年を経過する前に「これ以上仕事を取るのは無理かも・・・」と思うようになってきました
実は、まだそこまで忙しくなかった設立半年後ぐらいには、事務員さんを雇っていました
先輩同業者の話からすると人を雇えるような事業規模ではライト言われていたのですが、自分にしかできない仕事をする時間を増やしたかったため、怖かったですが先行投資をしました
この判断は正解で、すぐに二人でもパンパンになり、
結論:考え方が変わるのは、「進化」と判断しています
以上のように、元々は手に職をつけて最初から最後まで自分の目が行き届く責任を持った仕事がしたいということで会社員を辞めたのですが、現時点ではその考え方から正反対に方向転換しています
この方針転換が正しいのか間違っているのかはわかりません
時どき退職を決意した時のことを思い出し、本当にこれでいいのか」と自問することもあります
その方が自分も意思に従っている楽しいから」という思いと、「楽な方楽な方へと流されているだけじゃないのか」という思いの間で揺れている自分もいます
普段入ってくる情報も、校舎の内容を発信している人たちの声をキャッチしやすくなっているので、意識がそちらに向いているのでしょう
価値観の変化は決して悪いことではないと思いますので今できることを楽しみながら自営業を続けて行くだけです
途中で紹介しましたこの本の通りだとすると、今の考え方が正解なのかなとも思いますので、もう少し突き詰めてみいます