かれこれ5年ほど、仕事に関してやる気がでない状況が続いています(「やりがいがない」とは違う感覚です)
最初のうちは、何を試してもやる気が上がらないことを悩んでいたのですが、いつからか仕事のためにやる気を上げることをあきらめました
正直5年たった今でも、モチベーションは上がっておらず低いままです
よく言われているモチベーション上げるための対処法
一時期、「時間は命」ということにこだわり、タイマーを設定して、自分の時間を何に使っているかを記録したことがあるのですか、あまり効果がなかったです
やる気を出すための応急処置として、仕事が終わるまで食事をとらない、筋トレをする、睡眠時間を多くとる、仮眠をするなどが挙げられます
その他に長期的な視点でのアドバイスとして、旅に出る、承認欲求を満たしてもらう、数字で管理するなど、本質的な部分に突っ込む意見もあります
5年の間にはずべて試しましたが、上がったとしてもその場限りや一時的で、根本の解決につながるような方法はありませんでした
自分の心に聞いてみる
どんな方法をとろうとも、自分の心の底からの情熱がないことには、やる気が上がらかったです
ということは、意志の力や方法論ではやる気が上がらないという結論に達しました
過去をふり返ってみると、「あの大会で優勝したい」「第一志望の高校に受かりたい」「資格試験に一発合格」など、明確にやりたいことがあると、ほかのことを犠牲にして没頭できていました
犠牲にするというより、しないことに決めた他のことが気にならなくなるといった感覚でしょうか
よって起きられましたではどうすればいいのか
これは、日々の仕事や生活にヒントが隠されていたのですが、モチベーションが上がらなくても、締め切りがあればやらざるを得ないですよね?
私は、最長で2年半やらなかった放置業務を終わらせた時のことを思い出しました
それは、「この日までにやる」という締切日を決めて手帳に書き、その日から逆算して業務を細かく細分化していくことでした
たとえば、今週の金曜を締切日と決めたら、月曜に内容の再確認、火曜に資料のチェック、水曜に調べ物、木曜にまとめという風にしていきました
ここで注意することは、金曜に完成という締切日を決めても、簡単にそれを先延ばしにすることができると言うことです(2年以上放置してきたりできた訳ですから)
それでは、本気の締切日を決めたことにはなっていないということです
「必ず金曜に終わらせなければならない理由」を先に考えましょう
たとえば、
・「金曜までに終わらせます」と、先に依頼者に報告をする
・業務の提出先の担当者にアポイントを入れる
などが考えられます
わざわざ自分を追い込んでまでと思うかもしれませんが、やる気が上がらずに仕事が滞ってる人ならば、そうまでしてでも仕事を完了させたいという気持ちはわかっていただけると思います
仕事を片付けた後のスッキリ感を考えれば、自分を追い込む材料は、決して大きなストレスにはなりません
むしろ業務を抱え込んでいることのほうがストレスになりませんか?
ですから、淡々と予定表を作り締切り効果を利用していけばいいのです
自分の意志でモチベーションは上げられない
多少なりとも効果があったといえば、喫茶店で仕事をして、1時間ほどで集中が途切れたら別の喫茶店に移動するという方法がありました
そんなにコーヒーばかり飲み続けられませんので、注文しても残すことになることもあり、そうなればコーヒー代はムダです
それでも、お金をケチるよりは場所代だと割り切り、集中できてやる気が上がり、仕事がはかどった方がいいので、それを選んでいました
現時点での私には、「やる気をだすにはこの方法が最適!」という結論は出せていないのですが、最初は「怖れ」や「怒り」のパワーを利用するのも一つの方法です
怖れのパワーとは「貯金が無くなったらどうしよう」とか「依頼者に怒られたらどうしようと」いうのものがあります
怒りのパワーとは「あいつには負けたくない」とか「あいつを見返してやりたい」と言ってもです
モチベーションを上げるための、とっかかりの燃料にするには非常に効果的かと思います
実際に怖れや怒りの力によって、先延ばしをやめてスタートできたことは何回もあります
旅をしたり、尊敬する人に会ったりして、いろいろな経験をすることでモチベーションを上げる方法もありますが、上がることは上がるのですが、短期間で下がりますね
私の場合、もって2~3日です
モチベーションは上がらない前提で、もしくは下がってもこなせるような仕組みを作るのが、私の場合は解決につながりました