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恩師たちの教え【時間管理編】

今までの人生の中で、様々な人から影響を受けてきました

基本的に実際にあったことのある人の意見を参考にしているのですが、時間管理についてはあまりセミナーなどでは取り上げられることがないため、書籍屋ネットの情報なども参考にしています

今日はその中からいくつか取り上げて解説します

かかってきた電話には出ない

こちらの都合と関係なく電話はひっきりなしにかかってきます

その都度対応していては一回一回集中力が切れてしまい、仕事がはかどりません

一説によると、一度途切れた集中力は元に戻るのに26分かかるそうです

会話の時間で業務が滞った上に集中力が戻るのに26分もかかれば、1日のうちどれだけの時間を無駄にすることになるのでしょうか

それを聞いてから私は、かかってきた電話には出ない、集中力が途切れた午後に時間決めてかけ直すようにしています

よく、「かかってきた電話に出ないと仕事を逃してしまう」とか、「運転中でも食事中でもとりあえず電話には出る」という人がいますが、1回の電話に出なくて断られるような相手であれば、仕事を受けないほうがいいのではないでしょうか

色々な意味でストレスが減りますよ

メールチェックの時間と返信の時間を決めておく

これも電話の対応とほぼ同じなのですが、メールをチェックする時間や、返信する時間を決めておくことをお勧めします

特に朝一番にメールをチェックするのはその日の生産性を大きく下げますので注意しましょう

私は試行錯誤の結果、昼食の2時間後にメールのチェックと返信をするようにしています
(眠くなって集中できなくなってくる時間帯なので+その時間くらいにはその日の重要な仕事をほぼ終えているため)

経営者になると、1日に何百件ものメールが届くようになりますが、それを朝一にチェックすると脳が疲弊しますので絶対にやめましょう

小学生のように時間を決めて行動をする

上記の2つに気をつけるだででも格段に自分の時間が増えると思いますが、最も強力な時間管理方法をお伝えします

小学生が6年間のあいだに大きく成長するのは、型にはめられた時間表の通りに行動し、先生の指示で宿題も出されて管理されるからだそうです(「管理」ということが問題にもなりますが)

確かに大人から見ても、子供の成長というのはとても早く感じられます

自分達も経験してきたことであるにも関わらずです

これは、高校を出てぐらいからは、それまでに比べて時間に拘束されない生活になるため、
だらだらとしてしまうことが問題になります

今更子供の頃に戻れというのもバカバカしく感じられるかも知れませんが、とりあえず実践されることをお勧めします

私の周りでも、同業他社よりも圧倒的な成果を出している経営者は、1日のスケジュールを細かく立てている人がほとんどです

それは忙しいからではなく、事前に決めた時間割通りに動いているということです

マイクロソフトのビル・ゲイツも、5分おきにスケジュールが決まっていると聞いたことがあります

時間管理ではないのですが1番意識していること【スピード感】

本題の時間管理とはズレた内容になってしまうのですが、時間管理というよりも、時間の使い方のことを最後に書いておきます

部活の恩師からの教えで最も意識していることがあります

それは、「早さ」を意識するということです

これは体の動きを早くするという意味もありますが、思考のスピードを速めるということも含まれています

その恩師は、日本〇〇会の会長をされていたのですが、いつも全国大会などの開会式、閉会式の挨拶をご担当されていました

一般的にこのような挨拶は、長々と5分~10分くらいお話をされる人が多いイメージだと 思いますが、私の恩師は、長くても15秒に収めるようにされていました

あまりに短すぎて、逆に会場がざわつくことがあるくらいでした

ただ、10秒から15秒の中に全力を注ぎ込まれたんだなぁと思えるようなスピーチで、思い出すといまだに感動を起こします

その恩師になぜ短いスピーチをされるのか聞いたことがあるのですが、「これから試合を控えている選手たちを立たせたまま誰も聞いていないスピーチを長々とするほどアホらしいことはない」とさらっと言っておられたのが印象的でした

まとめ:忙しくなるほど時間管理に注力しましょう

忙しいとどうしても仕事を優先してしまい、予定表を作る暇がないと後回しにしてしまいがちですが、仕事始めの5分から10分を予定表を作成に投資するだけでその日の生産性が大きくアップしますので是非試してみてください