はじめて社会に出てからの6年間で、貯金が700万円になりました
退職時の総支給額は420~430万円で、同い年の友人たちの中では低い方だったような記憶があります
感覚的には、1年間に120万円づつ貯まっているなぁと思っていましたが、「貯金を増やそう」などと考えたことはなく、退職してから確認してみたら勝手に貯まっていたという感じです
この記事では、どのような生活をしてこの金額を貯めたのかを解説します
前提1:勤務先はいわゆるブラック企業でした
今となっては騒がれてしまいますが、当時は(というか、つい数年前までは)長時間労働、長時間残業のブラック企業が普通でしたよね?
別記事で書いたように、とにかく休む暇もないくらいの毎日で、使っている暇がありませんでした
お金が貯まった一番の理由は間違いなくこれですね
前提2:独身でした
贅沢をしなければ、生活には十分な給与額でした(サービス残業が月250時間を超えていましたので、時給換算すると悲惨でしたが)
まぁ、とにかく贅沢をする時間がなかったですね
忙しすぎて物欲も出てこなかったです・・・
食事はコンビニ弁当か定食屋さんで、ほぼ外食でした
前提3:彼女はいました
彼女と会える時間が限られていたので、そのときにはケチらずお金を使いました
基本的にデート代は出させたくない派でしたので、ほぼこちらが支払っていましたね
前提4:車を持っていました
社会人1年目の冬に、総額220万円ほどで車を買いました
当時は東京23区内に住んでいたこともあり、駐車場代が月に30000円くらいだったと思います
3ナンバーでしたので、それなりに維持費はかかっていました
仕事には社用車があったので、普段はほぼ乗りませんでした(おおむね月1~2回乗るだけ)
前提5:パチスロで月に10万円以上負けていました
まだパチスロ中毒の頃で、たまの休みに打ちに行って、1回で5~10万円負けるといった勝率(もはや負率)でした
どのようにして700万円を貯めたのか
これはひとえに、「超絶いそがしいブラック企業」と「給料天引き貯金」のたまものです
冒頭にも書いたとおり、お金を貯めるつもりは微塵もなく、どちらかというと好き放題に、無計画で使っていました
子供の頃から貯金には無頓着で、「気づいたらお金が貯まっていた」というタイプなので、もともと物欲が少ないのかもしれません
それでも、パチスロ中毒で財布の中の手持ちのお金を無限に突っ込んだり、ほとんど乗らない車を買ったり、使うところではムダにも思える出費をしています
ストレス発散のために、ムダ遣いをしていた要素もあったかもしれません
これらの理由があってもなお、お金を貯めることができたのは、「貯めようと思わなくても貯まる仕組み」があったからです
忙しくて使う時間がないというのは仕組みとは言えないですが、給料天引き貯金については完全に仕組みですね
正直、会社に入社後しばらく経ったあとは、意識にすらなかったです
詳しくは、下記の本を読むとわかりやすいかもしれません
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
正直、人によっては当たり前のことしか書いていないと思うかもしれません
気になるかたは、Amazon等のレビューを読んでから購入されることをおすすめします
結論:使えなければ貯金は増えます
「使わなければ」ではなく「使えなければ」というところが一番のキモです
ヒトの意志は弱いです
意識的に「使わないようにしよう」と思ってできるようであれば、その人はこんな記事を読まずとも十分なお金が貯まっているでしょう
意志の力を使わずに、ある意味強制的に使えなくするくらいの仕組みにしておけば、イヤでもお金は貯まりますよね?
それには、「使う時間をなくす、使う機会をなくす、使うことすら忘れる」というような仕組みをご自分なりに作ってみてください
3年もすれば、驚くほど貯金ができていますよ